仕事が大変だと敬遠されがちな介護業界

介護の分野は間違いなく今後需要が伸びていく１つの業界になりますが、仕事は確かに大変でしょう。力仕事もありますし、要介護者の身の回りの世話をしながら、何か危険なことがあってはいけないと、常に人の命を預かっている使命に駆られるわけですから、プレッシャーも相当あると思われます。実際に働いたことがない人からも多くの大変なイメージが連想されるでしょうから、実際に働いた方は確かに苦労は大きいと思われます。

しかし、もし介護福祉士に転職をすればメリットも多くあります。そのうちの１つを紹介していきます。

介護の仕事は安定しやすい

間違いなく安定した仕事になりうるということです。資格を持っている人であれば、場所が変わっても問題なく働けるケースが多いからです。施設を運営しているのは社会福祉法人、医療法人、NPO法人など非常に多くありますし、それ以外にも在宅での訪問サービス、通所サービスなどがあり、働き方は様々です。介護にかかわる施設は多くが人不足に悩んでおり、応募すれば採用される可能性が極めて高いのです。あと、これは良いこととして捉えて良いのか？分かりませんが、介護業界は人気があまりないので、新卒や転職で働く人たちが足りていません。人材が押し寄せて職を取り合うということは今のところは考えられません。

それどころか、今後サービスの受け手がどんどん増えるばかりで、サービスの成り手が減っていく傾向にあると思われますから、益々介護福祉士の必要性は高くなるのです。

今後の待遇が上がる可能性

介護の分野は今後益々利用者が増える傾向にあるので、国としても無視できない領域になってきています。そのため、現状で人手不足が叫ばれていることも加えて、より彼らが働きやすいように待遇を改善してくれる可能性も期待できます。少しずつそういう動きはありますが、現状効果がそこまでという感じではないので、より改善の度合いがより大きくなるかもしれません。転職した場合には、その恩恵をいつか大きく受けられる可能性があるということです。

介護福祉士の働き方については、厚生労働省などが何らかの動きを今後見せていくでしょう。